ものづくり補助金、事業再構築補助金ノウハウ集

 

事業再構築補助金ー申請作業に関するQ&A

みなさんこんにちは、坂本経営事務所の坂本です。

こちら、事業再構築補助金『採択』に向けた事業計画書作りのお役立ち情報です。

今回は「『Q&A集』-公募要領の気になる点-その1」です。

本Q&A集は、今後も不定期で配信させていただきます。

それでは、以下をご覧ください

書類不備により申請要件を満たさなかった件数が、何と応募件数の
12%を占めているようです。
認定支援機関の方も確認していながら、こんなに申請要件を満たしていない件数が発生したということは、相当、書類の整備が厄介なものなんでしょうか?
非常に鋭いご質問です。
正直、わたしが支援させていただいたご申請者様の中で、
申請要件を満たさなかった方がおられないので明快にお答えすることが
できかねませんが、決して厄介なことはないと思います。

上の事例をご参照いただければと思います。

事例2と事例4は、かなり特別な事象ですのでコメントを割愛させていただきます。

事例1は、何となく「持続化給付金」の申請のことを思い出してみてください。
ただ、要求されていること(対象月の選定など)が煩雑ですね!

事例3は、普段から馴染んでいるものではないので面喰いますね!

これらの事例を見ると、認定支援機関の力量をもってすれば、申請要件を満たす書類の整備は簡単なものだと思います。

12%もの書類不備が発生している主因は、認定支援機関がきちんと確認・指導をしていないからだと思います。

最初に、確認していただくこと、指導していただくこと
を認定支援機関と明快に約束しておきましょう!

公募要領に、
””採択発表後、審査委員会による個別の評価結果の詳細はお答え
 いたしかねます””

と書いてありますが、

「不採択」となった場合には、その理由をコールセンターに確認すれば教えてくれると伺いました。
どちらが正しいのでしょうか?

正しくは、 

「不採択」となった場合、コールセンターに確認すれば、
 ”審査員が採点した寸評(一口コメント)を教えてくれる”

といったことだと思います。

論点は、
”「個別の評価結果の詳細」ではなく「審査員の寸評」なら教えてくれる”
ということです。

そして、この「審査員の寸評」とは、審査項目に対して、
何が良かったか! 何が欠けていたか! といったことを
記述内容を踏まえ具体的に記述しています。

また、審査は複数人で行いますので「偏り」はない、と考えてください。

ですから、この寸評は、次回リベンジするための重要な情報源です。

公募要領の「不採択又は交付取消」の中に、
”” ③ 専ら資産運用的性格の強い事業””
と書かれていますが、これはどういうものでしょうか?
中小企業庁の方がWebで話されていたことは、
””今の事業に代えて(に加えて)マンション経営をする””
こういったもののようです。

つまり、資産運用的性格とは、
建物や機械装置・什器のレンタルが主で、そこに役務(労務)がほとんど提供されない、
こういった事業のようです。

そうですよね、これがまかり通れば、地主さんだったら、だれだって補助金もらって
マンションや貸倉庫を作りますよね!

そして、お金をだす国としては、役務(労務)がほとんど提供されない以上、
地域経済の活性化や雇用の創出に貢献されるものではないので
補助金を支出する意味が無いですね!

納税者の国民にとっても納得できないですよね!

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