第二回公募ー事業計画書作成の経緯 補足
みなさんこんにちは、坂本経営事務所の坂本です。
こちら、事業再構築補助金『採択』に向けた事業計画書作りのお役立ち情報です。
今回は、「事業再構築補助金第二回公募」で
めでたく「採択」されました事業者様との
取組み経緯について前回・前々回に続き
お話させていただきます
今回は、前回・前々回で言い残した表記事項の推進経緯をお伝えさせていただきます
上図は、今回の採択事例のものとは違います。ただ、同様に作成いたしました。
まず紹介させていただきたいのが、「生産の4M(Man,Machine,Material,Method)」に従い作りました。
申請者様は製造業ではありませんが、4Mはすべてに業種に当て嵌まる活動資源です。
MaterialとMachineは簡単にわかると思います。
Manは、「作業内容」に記載の作業で、主に機械操作、その付帯作業、運搬作業です。
Methodは、当該「作業フローチャート」そのものです。
これを、示すことで、何を、””どのように”” 製造・提供するのか審査員に克明に伝えることができます。
これは大きなアドバンテージだとわたしは思っています。
なぜなら、新事業について、深くまで研鑽している姿を伝えることができます。
公募要領に、
るかについて、その方法や仕組み、実施体制など、具体的に記載してください。
と書かれています。
特に赤字部の””どのように他者と差別化”” ここは、新参者にとっては厳しいところです。
とはいっても、どうやって生き残っていくか、その特長はしっかりと示さなければなりません。
そして、赤枠部が自社の特長です。このようにフローチャートで他社との相違点を記述し、
一口コメントを添えることで、これに代替できるのではないでしょうか!
実際に、このやり方でご申請者様の事業計画書にも差別化要素として記述致しました。
次に、遂行状況のマトリックスの作成経緯についてです。
左図は実際に作成し事業計画書に挿入した
「遂行状況マトリックス」です。
営業秘密の観点からボカシを加えています。
ご了承下さい。
なぜ、これを作ったか、ここから説明いたします。
何と言っても、申請者に新規事業の立上げにあたり
やるべきことをしっかりと洗い出していただく
目的からです。
これを作っていただくことで、事業者様の改革意欲
が増幅したことはありがたかったです。
実際には、A3サイズ一杯のボリュームになりましたので
A4サイズに縮小し、事業計画書1枚に収めました。
そして、現時点で取り組んでいる事項(薄いピンク)と、補助事業段階で取り組むこと(薄いグリーン)を明快に
色分けしました。
狙いは、実施できるところは実施し、「推進体制は万全だ!」これを示す意図もあります。
審査員にくまなく目を通していただけるような記事ではありませんが、
新規事業について精緻に取り組むよ!
といった姿勢は伝わったのではないでしょうか。
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