事業計画書作りの論理思考ー成功確度を示しシナリオを整流化
みんさんこんにちは、坂本経営事務所の坂本です。
こちら、事業再構築補助金『採択』に向けた事業計画書作りのお役立ち情報です。
今回お話しするテーマは「成功確度を示しシナリオを整流化」です。
事業再構築補助金の4つの累計で申請件数が一番多いのが「新分野展開」です。
ただし、同一業種・同一事業の新分野展開、たとえば、
ケーキ屋で新たな商品としてプリンを製造・販売する
このようなケースは殆どありません。
かなりの方が、上図のロボット製造業のような「新事業」に取り組む、
中には、今までやったことのない業種に展開する、
このような「事業再構築」に臨もうとされています。(業態転換を除く)
ただし、事業計画期間の3~5年では、「新事業」や「新業種」が、現業の
「事業」「業種」を超えるには至らず「新分野展開」で申請します。
以下のようなことが審査項目にあがっています。
リスクの高い、思い切った大胆な事業の再構築を行うものであるか。
多くのみなさんは、リスクはあまり負わず、思い切った大胆な事業の再構築とまではいかなくとも、
不退転決意で将来的に新事業を主力事業に育成させとうと考えていると思います。
ただし、現実味を過敏に意識して、また、以下の審査項目中の「実現性」から控えめに表現する傾向にあります。
模、生産性の向上、その実現性等)が高いか
みなさんは、片手間でなく「不退転の決意」今までにやったことのない分野で
で事業再構築に臨まれるわけですから、
・自然体では○○円の売上高が見込めるし、それだけのインフラは整えたい
・ただし、初物へのチャレンジ故、リスクを加味した売上高を見込む
といったことを踏まえて事業計画書を作られるのだろうと思います。
であれば、左の図のように、
自然体で試算した売上高を表現しつつ、
リスクを織り込んだ「成功確度」で
換算した売上高も事業計画書に
記述したら如何でしょうか。
私は、事業再構築のためにの業計画書を作る上では、
以下の狙いからの「二重帳簿的な」売上高の見せ方は効果的だと思います
❶市場伸長、商圏分析・競合シェア⇒需要予測から割り出した理路整然とした売上計画
を示し、大胆な取組み、以前に、相応の収益性に期待が持てることを訴求する。
②ただし、未曾有の経済環境下であることから、成功確度(率)から換算した売上高
を収益計画に反映させ、当該規模の売上計画でも費用対効果が成立することを訴求する。
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