ものづくり補助金・事業再構築補助金・省力化投資補助金ノウハウ集

 

事業再構築補助金ーいざ事業計画書作成

みんさんこんにちは、坂本経営事務所の坂本です。

こちら、事業再構築補助金『採択』に向けた事業計画書作りのお役立ち情報です。

今回のテーマは、「デザインレビューの有効性」です。

事業再構築補助金事業計画書のシナリオは概ね下表の流れになるでしょう!

補助事業の具体的取組内容    

将来の展望           


 
みなさんは、何から始めますか?
(もちろん、事業再構築補助金の仕組みを知り申請要件を満たしていることが確認された後のことです)

きっと公募要領の中から、指示されている事項や審査項目から、
上表のようにあらかじめ全体感をデッサンし書き始めていくでしょう!

ポイントは、きちんと書き出して整理するか、頭の中だけでデッサンするか
あるいは、みなさんだけで行うか、社員各位や認定支援機関を巻き込んで行うかです。

お勧めは、社員各位や認定支援機関を巻き込んできちんと書き出して
デッサンすることをです。

理由は、みなさんお一人で頭の中だけでデッサンしても
”思いつき”の発想になってしまうからです。

まずは、これらのプロセスを経て書き始めましょう

そこでまず紹介させていただきたいのが「デザインレビューです」。

デザインレビューとは、
各フェーズにおける仕様書や設計書、プログラムなどの成果物を
第三者の目(営業、経理、購買、生産管理、品質保証など)で
レビューすることにより、開発者の視点では漏れてしまう内容
を精査して、品質を確保することを目的として実施します。

実は、「事業再構築補助金デザインレビュー」とういもの
を私は重要視しています。
 
 
狙いは何といっても

「歪曲回避の視点」

からです。
 
後先考えずにいきなり書き始めるのはスピーディーかも知れませんが
間違いなく、品質(記述精度)は下がるでしょう!

前述の通り、社員各位や認定支援機関を巻き込んできちんと書き出して
デッサンすることで ””ブレのない”” 事業計画書が作れそうです。

ただし、現実はそううまくはいきません。
必ず、歪曲、つまり、作業が進むにつれどんどん横道に逸れてしまうのです。

ですから、これが起こりうることを想定しデザインレビューを行いましょう!

横道に逸れるとは、どこかで話がかみ合わなくなっています。
そして、これは、経理のような方が向いているかもしれません。

そして、「歪曲回避の視点」からだけでデザインレビューをおこなうのは
もったいないです。

「審査項目の視点」「優劣明瞭の視点」「客観性の視点」からも行いましょう!

「審査項目の視点」

これは、審査項目に則った記述が高精度に盛り込まれているか、です。

キーワードは具体的な記述かどうか、ここらあたりが焦点のようです。

「優劣明瞭の視点」

これは、訴えたいポイントが明瞭に伝わるかどうかです。

補助金額が1,500万円を超える申請案件は、A4サイズ15枚もの
事業計画書を作ります。

したがって、小見出しの作り方も重要になってきます。

「客観性の視点」

これは、事業計画書の記述の文脈にあります。

○○は△△である。
なぜなら◇◇だからである。

この言い回しはポピュラーですね! 

なぜなら◇◇だからである、は上の文の根拠を示しています。

これには、どれだけ客観的なデータで示せるかに掛かっています。

如何でしたでしょうか!

事業再構築補助金事業計画書作成に際しては、「デザインレビュー」の工程も設けましょう!

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