ものづくり補助金、事業再構築補助金ノウハウ集

 

ものづくり補助金-革新的事業テーマの発掘法・表現法

みなさんこんにちは。
坂本経営事務所の坂本です。

本サイトでは、ものづくり補助金採択に向けた事業計画書作りの記事を配信しています。

今回は、展示会に出向き事業テーマの有効性を検証、
というお話をさせていただきます。

実は私も、以前に半導体の装置メーカーにいたころ
展示会出展の準備作業や当日の設営に絡んだことがあります。

展示会で見せるパネルについては、
・自社の製品を紹介するパネル
・業界の動向・技術トレンドに呼応した自社商品の開発計画

などについてキャッチコピーを明快にし、作製していました。

特に、後者のことを「ロードマップ」と言ったりします。

出展社の大半はこのロードマップパネルを展示しています。
その中には、きっとみなさんの会社を取り巻く市場に直結
したものがあるはずです。

これは、補助金の申請書を作成する以前に
みなさんの会社の事業の道筋を描くのに非常に重要な情報です。

自社商品の販売、サービスの提供を行う会社のみならず
下請け事業者にも有効な情報です。

例えば、切削加工の下請け事業者にとって、今後は、更に微細加工が
要求される。したがって、交差精度±〇〇μmの加工条件をクリアしなければならない。

これが実現できる設備の導入も必要だし、○○の前処理が必須だ!

こんなことを教えてくれるのがロードマップであり、リアルに説明
してくれるのが展示会です。

すでに知り得ていた情報であったにしても、それを証明してくれる
データとして大いに活用度があります。

以下は、私の事務所でみなさんに無料で提供している
簡易無料診断の一コマです。

【設問4】事業遂行を取り巻く市場環境は良好ですか
〇市場の伸びは十分に期待できその市場データも整っている
〇市場の伸びは期待できるがそのデータを収集する方法がわからない
〇成熟した市場なので伸びはあまり期待できない
〇最終製品の市場の伸びは期待できそうにないが、
当社が手掛けている分野は伸張している。
ただし、市場が小さすぎて予測データが入手できない
〇下請け加工業なので市場環境と業容はあまりリンクしない。
顧客の動向・力量が鍵を握る
〇その他

回答として圧倒的に多いのが、
〇市場の伸びは期待できるがそのデータを収集する方法がわからない
です。

これを解決してくれるのが展示会場の事業者ブースです。
正直いって「宝の山」なんです。

でも、事前にどこの会社のブースに行けば情報が得られそうか
事前に調査しておく必要があります。

それが難しいようであれば、
展示会場に出展しているメーカーや販社ではなく
「出版社」のブースを訪れることをお勧めします。

申請書に市場規模や市場動向について記述するための””打ってつけ””””
の記事を紹介してくれるかもしれません。

定期購読誌を斡旋されるかも知れませんが・・・・・

如何でしたでしょうか、迷う前に計画的に展示会に行きましょう!

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