小見出しの工夫とは?
みなさんこんにちは。
坂本経営事務所の坂本です。
本サイトでは、ものづくり補助金採択に向けた事業計画書作りの記事を配信しています。
今回は、「小見出しの工夫とは」
についてお話させていただきます。
「小見出し」を付けるのは超当たり前のことですが、
上手な方と上手でない方がいます。
これは追々お話いたしますが、
重要なのが、「小見出し」をいつ考えるか、
これが、超重要です。
そりゃ、先に話の流れを決めて、それから書き始めるよ!
だから「小見出し」なんてその時に書きながら考えるよ!
という人。
逆に、公募要領から何を要求されているか、
ここから、小見出しを作り、自分が何を伝えたいか、
そのキーセンテンス・キーワードを整理してから
書き始めるという人がいます。
前者は、プロ野球で言えば、昔の長嶋監督のカンピューター野球です。
野球ではこれもありかも知れませんが、補助金の世界ではあまり勝率が
高くはならないでしょう
大抵の場合、途中で横道に反れてしまうからです。
でも、残念ながら、このような方が圧倒的に多いのです。
なぜなら、公募があってから、突貫工事で進めようとするあまり、
わかっていても、公募要領をよく読み、先に小見出しを練り、
キーセンテンスやキーワードを整理して書き始める、といった余裕がないからです。
逆に、後者の方は、プロ野球で言えば、昔の野村ID野球のようですね。
どうやら、こちらのほうが、勝率は高いようです。
それでは、本題の「小見出しの工夫」について3点ほどお話いたします。
先ず、1番目ですが、
そもそも、公募要領を見てもよく理解できないから、
小見出しが思うように浮かばないよ!と言われる方がいます。
こういった方は、補助金支申請を支援をしている士業のホームページを
覗いて参考にしてみてください。
標準的な「型」として、小見出しを列挙しているところを見かけます。
あくまで参考です、そこから自社に則すようにアレンジしてください。
私の事務所で発行しているマニュアルにも記述していますので、
宜しければ、以下のURLより取り寄せてみてください。
http://sakamotokeieijimusyo.com/manual-present
2番目の工夫は、
言わんとすることを結言付けるような小見出しにすることです。
たとえば、
「設備投資による課題解決」を
「高剛性のマシニングセンター導入による品質精度の向上(交差精度10μm実の実現)」
と見出しで書いてしまうことです。
審査員にしてみれば、見出しを見た段階で
”これについて書いてあるんだな”と認識し
”では中身を確認しよう”といった気が沸いてきます。
また、タイトルでここまで書いてしまったのだから、記事の本文では、
これがなぜ成し遂げられるのかその理由を具体的に書こう、
といった気になってきます。
3番目の工夫は、
些細なことですが、本文と見出しのフォントを変えることです。
たとえば、
見出しをゴシック体で
本文を明朝体で
と分けることです。
審査員は、申請書の読み疲れが起きたときなど、
見出しを読んで全体の流れを確認することがあります。
その際に、見出しと本文のフォントをわけておくことで、
見出しが見えやすくなり
全体感としての理解力は高まります。
これって結構大きいですよ!
如何でしたでしょうか!
見出し1つの工夫により相応の成果が期待できます。
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