設備投資以外での課題解決策の記述法とは?
みなさんこんにちは。
坂本経営事務所の坂本です。
本サイトでは、ものづくり補助金採択に向けた事業計画書作りの記事を配信しています。
今回は「設備投資以外での課題解決の記述法」
についてお話いたします。
前々回は、「設備投資による課題解決の記述法」
でした。
その違いとは、どこにあるのでしょうか
その前に、「ものづくり補助金申請書」の大まかな
記述要領を確認しましょう
もちろん、「革新的事業展開設備投資支援事業」にも
当て嵌まります。
第1章 自社の事業、取扱商品、遠隔
第2章 業況、強み・弱み
第3章 顧客や市場のニ-ズ変化
第4章 これらからの経営課題
第5章 その解決策
第6章 事業化スケジュール
ざっとこんな感じでしょう
第4章の「これらからの経営課題」
これについての最終目標は、
①売上高をいくらにまであげられるか
②コストがどれだけ下がるか(たいていの方は「費用対効果」)
③品質がどれだけ改善し顧客の信頼に応えられるか
④納期がどれだけ改善し顧客の信頼に応えられるか
といったことでしょう!
第5章の「その解決策」
これは、経営資源の4要素を切り口に考えてみましょう
と以前にもお伝えさせていただきました
「ヒト」・・・ヒトの配置、調達、活用、組織の柔軟性
「モノ」・・・設備投資、搬送冶具など周辺冶具の改善
「カネ」・・・資金調達(面白いところではクラウドファンディング)
「ジョウホウ」・・・ノウハウ、メソッド
その中、本題の「設備投資以外での課題解決といったら
「ヒト」と「ジョウホウです」
ちょっとコチラを見てください。
これらが、私が経営課題の解決策において、設備投資以外
つまり「ヒト」と「ジョウホウ」による解決策のネタを
探す『型』です。
わかりずらい用語だけ解説しますと
①「ECRS」は改善の4原則である
・Eliminate:その作業を無くせないか
・Combine:一緒にできないか
・Rearrange:順序を入れ替えられないか
・Simplify:簡素化できないか
の頭文字をとったもので効率化の発想に基本です。
②スマートファクトリーは
工場内のあらゆる機器と人の動作をIoT化し
さまざまな情報を「見える化」させることで
効率化を図る手法です。
この型を参照することで経営課題に対する解決策
(業務改善策)が広がってくると思います。
もし、これらを不要だと思う方は、革新的な事業計画
は描けないと思いますよ!
まずは思い浮かべてみてください。
そしてタイトルの「記述法」、これは、巧妙に書くことでは
ありません。
より「具体的」に書くことです。
この時に、自社の状況をできる限り反映させるようにしてください。
そうすることで、オンリーワンの具体的な解決策だ、
と審査員に思っていただけるのです。
如何でしたでしょうか
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