2023年も事業再構築補助、ものづくり補助金の実施が決定!

はい、みなさんこんにちは!
坂本経営事務所の坂本でございます。

今回は「2023年も事業再構築補助金、ものづくり補助金の実施が決定!」
というお話をさせていただきます。

この2つの補助金に関する閣議決定が2022年11月8日になされ、
同年12月2日に国会で可決され成立いたしました。

以下に、閣議決定後、経済産業省からリリースされた情報をお伝えいたします。

事業再構築補助金には、5,800億円(事務経費含む)が、
ものづくり補助金を含めた生産性革命推進事業に2,000億円の予算
折り込まれています。
ややっこしいことですが、国庫債務負担と合わせて4,000億円となっています
(説明略)

2023年はどのように変わりそうか?

新型コロナや物価高、インボイス制度等の事業環境変化への対応に加え、G
X・DXなどの成長分野への前向き投資や賃上げ、国内回帰や海外展開を
促すため、中小企業・小規模事業者が行う事業再構築や生産性向上の取
組を切れ目なく支援する。

 
上記を読む限り、あまり極端な変化点は見受けられませんが『国内回帰』という
言葉に反応してしまいます。

さらに、事業再構築補助金の新アイテムとして、以下のような「サプライチェーン強靱化枠」が設けられそうです。

海外で製造する部品等の国内回帰を進め、国内サプライチェーンの強靱化及
び地域産業の活性化に資する取組を行う事業者を支援する

 
きっと、事業再構築補助金の「サプライチェーン強靱化枠」の申請者が増加することでしょう!

理由は、
・製造業、特に下請け製造業でかなり活用度が高そうであること
・売上高等減少要件といったものが本枠では必須要件から外れる可能性があること
・事業再構築補助金に過去に採択された企業でも本枠で申請できる可能性があること
(グリーン枠と同様に)
の3点からです。(あくまでわたしの想起ですが)

その他、気になるところが、事業再構築補助金、ものづくり補助金双方で言えることですが、
「グリーン」「デジタル」さらに「国内回帰型サプライチェーン」とは無縁の企業にとっては
一層、「採択面」で不利になるのか!といったことです。

決して、そうとは限らない、と思っています。これらに類する方は
「競争力に資するビジネスモデルの構築」を考案しましょう