なぜ第三者の力が必要なのか
みなさん、こんにちは!
坂本経営事務所の坂本です。
本メルマガでは、
●ものづくり補助金の採択
●革新的事業展開設備投資支援事業の採択
に向けた実用的な記事を配信しています。
今回は、「なぜ第三者の力が必要なのか」
についてお話いたします。
ここで言う「第三者」とは、
1.有償で補助金・助成金の代筆を依頼する専門家
2.無償でサポートをしてくれる金融機関や商工会・商工会議所
と定義し、話を進めさせていただきます。
■『有償で補助金・助成金の代筆を依頼する専門家』
ここはあくまで専門家に代筆を依頼する人にとって、その専門家
を必要とする理由をお話いたします。
逆に、こういった活用のしかたがある、
ここを押さえておかなければならないと読み替えてください。
したがって、ご自身あるいは自社で申請業務を完結させる方には
直接関連がございませんので読み飛ばしてください。
理由:その1
専門家の方は、みなさんの会社のことをよく知りません。したがって、新鮮な目で、補助金の要求事項に沿って素直にシナリオを組立て矛盾の少ない申請書を仕上げてくれます。
ここは大きな希少価値です。
みなさんは大なり小なりみなさんの会社の企業文化に浸っています。
ですから、世間の常識から一寸外れたことを書いてしまい、「矛盾」と受け止められてしまうケースがあるのです。
これらをうまくリードしてくれるのが専門家です。
ですから、みなさんかと淡々とヒアリングを行い、それをそのまま書き込むような専門家には気を付けたほうが良いです。
理由:その2
専門家である以上、補助金・助成金申請の留意事項を押さえています。
どんなに立派なビジネスプランを持たれていても、
それを要求事項に沿って卒なく書き込むことができなければ点数は入りません。
そういった面で身近に補助金申請に熟知した専門家がいれば心強いことでしょう。
ただし、専門家を名乗っていても、皆が皆、補助金・
助成金申請の留意事項を押さえみなさんのビジネスプランを検証し、かつ、味を添え、申請書を仕上げることのできる方とは限りません。
中には、経験の浅い社員やアルバイトや
外注先などに代筆を依頼する大手事務所なども存在します。
専門家選びは慎重に行いましょう
専門家の事務所のホームページを見て、
どれだけ具体例を挙げて採択に至る手順を紹介しているか、
ここらあたりからも探ってみましょう
理由:その3
結構しっかりと情報収集にあたります。
「ものづくり補助金」や「革新的事業展開設備投資支援事業」は
革新的なテーマの取組みについて記述するわけですが、
なぜそれをすることによってで競争力が強化されるのか、
これを証明することが大変なんです。
このあたりをしっかりと調査しシナリオを組み立ててくれるのが専門家です。
(もちろん個人差はありますが・・・)
一般的には、専門家への支払いは着手金+成功報酬となります。
ですから、真剣にこれらの厄介なことに取り組むことで、
何が何でもご依頼者が
択されるように動いてくれるのではないでしょうか?
■無償でサポートをしてくれる金融機関や商工会・商工会議所
たとえば、金融機関(とくに信用金庫)では独自で専門家派遣制度を設けて融資先の経営ををサポートしているところがかなりあります。
また、商工会議所や商工会うにはエキスパートバンクという専門家派遣制度があります。
どちらも、概ね、3回まで無料で専門家からアドバイスを受けることができます。
したがって、ある程度書き終わった申請書をチェックしてもらうために、専門家派遣制度を活用することは大変有効です。
ただし、彼らは、矛盾点などのチェックはしてくれますが、添削まではしてくれません。
如何でしたでしょうか
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