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事業再構築補助金お役立ち情報「事業計画書作りの論理思考―アンゾフの成長マトリックスから学ぶ」

みなさんこんにちは、坂本経営事務所の坂本です。

これから数回に分けて、事業再構築補助金お役立ち情報として
「事業計画書作りの論理思考」についてお話をさせていただきます。

今回は「アンゾフの成長マトリックスから学ぶ」というお話です。

その前に、第1回公募の採択率を見てみましょう

はい、左表を見ると第1回の採択率は36%です。

まして、緊急事態宣言特別枠のよう、に文字通り特別扱いされない「通常枠」は何と30%です。

第2回以降は、第1回公募より応募者が増えるでしょうから採択率が下がり競争が激化することは必至です。
 
 
つまり、公募要領の要求事項からしっかりと章立てをし、さらに審査要領に沿って作られた事業計画書でないと
採択されない難易度である、ということです。

まず、ここはしっかりと押さえておきましょう

審査項目の中に、「補助対象要件を満たすか」という項目ががります。
この補助対象要件の中で一番の論点になるのが「事業再構築要件」です。

事業再構築要件はざっくり以下のようなものです。

ここから言えることは、

 ●製品・商品・サービスの新規性
 ●市場の新規性(除く業態転換)   

 
です。

素直に、半端ないことをするんだな!と言うこと、ここを忘れないでください

そうなると見ていただきたいのが「アンゾフの成長マトリックス」です
一般的に、要求事項にあるような競合他社との差別化を図り生き残っていくには、がっぷり四つの市場浸透戦略になりますが事業再構築補助金ではここは対象外です。

業態転換では「新製品開発戦略」で良いのですが「新分野展開」「事業転換」「業種転換」においては「多角化戦略」になります。

ここで押さえていおいていただきたいのは、一般的に「多角化戦略」は積極戦略です(「成長」マトリックス)ですからね!)

 
ただし、事業再構築補助金の場合には、今の事業を続けていても生末はじり貧となる
だから、今よりかは良い市場に向かう、といった消極戦略です。

ですから、しっかりと新事業のことを勉強していただき「事業再構築補助金」
の申請をしていただきたいのは言うまでもなりません。

でも、みなさん時間がないのも事実ですね。ですからできる限り最善を尽くしてください。

そこで、以下の公募要領をご参照下さい

補助事業を行うことによって、どのように他者、既存事業と差別化し競争力強化が実現
するかについて、その方法や仕組み、実施体制など、具体的に記載してください。

 
①まず、既存事業との差別化について明快にしましょう!
 ここは、容易なことでしょう。でも、意外と書いていない人が多いですよ!
 「事業再構築の必要性」を比較成果をあげて着眼点を明快に記述すれば伝わるはずです。

②それから、他者(他社)との差別化、ここは新参者ですから簡単ではありません。
 新事業のこと、成功の秘訣を学んで、こんな風に(こんなプロセスで)運営するよ!
 ここを、しっかりと示すだけでも差別化とは言い難いですが審査員には伝わります
 自社の強みは新事業の運営方法に取り入れたいものです。

さて、多角化戦略の3つの成功ポイントとは何でしょうか?

あるサイトで以下の記事を見つけました

 ●類似業態に進出する
 ●流通段階の上流や下流に進出する        
 ●全く新しい分野に進出する

 
です。

①については、
 見方を変えて、新事業の要所について、今持っている経営資源(ヒト、モノ、ノウハウ)を活かせる分野に進出する、
 このように読み替えてください。

②について、ここが一番、多角化戦略を円滑に成し遂げる方策かもしれません
 横文字で「サプライチェーンマネージメント」なんて言いますね!

 製造業などでは馴染みがあるでしょう!

 ・いままで他社から調達していたものを自前で作って事業領域を広げる
 ・内製化で生産方法は相当程度革新する

 こんなところですね

 また、ラーメンの麺を作っていた会社がラーメン店を開業する、これもありですね

 これらの事例の良いところは、既に相応の知識を持たれており自社の特長を反映した
 事業計画が作りやすいところです。

③については、
 きっと、世の中に普及されていないビジネスを展開することでしょう。
 大変でしょうし、本当にそのビジネスが成功するのか!
 ここらあたり、テストマーケティングを通じて、その見通しを得られていることを
 しっかりと示すことが重要です。

 この取り組みは、経済産業省・中小企業庁でも大いに期待しているところです。

 これに、臨まれる方、是非、頑張ってください。

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