ものづくり補助金、事業再構築補助金ノウハウ集

 

事業再構築補助金ー審査項目を斬る

みんさんこんにちは、坂本経営事務所の坂本です。

こちら、事業再構築補助金『採択』に向けた事業計画書作りのお役立ち情報です。

今回のテーマは、「地域のイノベーションに貢献」です。

審査項目に以下のように書かれています.

先端的なデジタル技術の活用、新しいビジネスモデルの構築等を通じて、地域のイノベ
ーションに貢献し得る事業か。

 
全文を取っ払えば、『等を通じて、地域のイノベーションに貢献しうる事業』

どうやら、自社でイノベーション(改革)に取組まなければ何も始まりませんね!

ただ、これが事業計画書に鮮明に書かれている会社とそうでない会社が両極端なような気がします

でも、評点は別にして、みなさんんが取り組もうとしている事業再構築には必ずイノベーションが
盛り込まれているはずです

というのも、イノベーションの姿が見えない事業計画書の共通点は、
「事業再構築の具体的内容」のところで、建屋の改修や設備投資、
広告宣伝のことしか書かれていない、ものです。

私が、いろいろなところでお話しているのが、
新事業を製造・提供するオペレーションをビジネスモデルと言う形で
まずは示してみてください、と言うことです
 

 
上図は、平凡すぎますが、もっと詳細に記述し、それと標準的な会社のものと比べてみてください

意外なところでみなさんの工夫点が浮き彫りになるはずです。

ここの狙いと効果が明快であればイノベーションとして主張して良いと私は思います。

確かに、それが高度がどうか、という見かたもあるでしょうが、
その着眼が地域企業に受け入れられやすいもの、という見かたもあると思います。

ここは、是非、押さえてください。

方法論として、「先端的なデジタル技術の活用」は、これが活かせるテーマと
無縁のテーマがありますので、一寸飛ばしましょう。

「新しいビジネスモデルの構築」これについては、上記のビジネスモデルを考案する際に
自社の提供価値(強み)を再検証した上で記述すれば、それなりの主張はできるはずです。

如何でしたでしょうか! 是非、Tryしてみましょう!

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