審査項目を斬るー補助事業の効果的な取組み
みんさんこんにちは、坂本経営事務所の坂本です。
こちら、事業再構築補助金『採択』に向けた事業計画書作りのお役立ち情報です。
今回のテーマは、「補助事業の効果的な取組み」です。
審査項目に以下のように書かれています
模、生産性の向上、その実現性等)が高いか。その際、現在の自社の人材、技術・ノウハ
ウ等の強みを活用することや既存事業とのシナジー効果が期待されること等により、効果
的な取組となっているか。
いくつかポイントがございますので個々に説明していきます。
ここは数字で示すしかないだろう! こう思われませんか?
でも根拠を示さなければいけませんね(定量的に・・)
ここはまず、新規事業の売上高について、カテゴリー(販路別、ターゲット別、顧客層別)ごとに
分けて「数量」×「単価」で示してみましょう。
まずは、増加売上高について示さないとはじまりません。
だいたい、定性的な言い回しは、
~○○のターゲットに当社の◇◆を活かしたサービスが
受け入れられることが多に気期待できる
したがって、商圏内のターゲット総定数xx,xxx人の
シェア○○%のxxx人/月の確保を目指す ~
こんなところでしょう!
ただし、未経験な事業(製品等)故、過去の推移に基づくものではないので、
リスクがあります。
このリスクを特定し、対処策を何らかの形で記述する、
こういったことも補完手段として必要です。
重要なのはリスクの特定です。
既存事業とのシナジー効果が期待されること
ここは、保守的な考えですね。
当然みなさんは、これを踏まえて「新事業として何をするか」を検討されると思います。
これが、事業再構築、経営理論で言えば「企業ドメイン」の要諦ですね!
ただし、以下の真逆に審査項目もあります
の高い、思い切った大胆な事業の再構築を行うものであるか。
こちらは、リスクの高い、思いきった大胆な・・・
ということです。
あっちを立てればこっちが立たず! ここらあたりから
バランスを取っているようにも見受けられます。
わたしは、こちらの審査項目は場合によっては捨てても良いと思いますが、
みなさんの「独創的な取組み」については大いに主張しましょう!
そして、
異なる業種への転換など、リスクの高い、思い切った大胆な事業の再構築を行う方にとっては
上記の、
現在の自社の人材、技術・ノウハウ等の強みを活用することや既存事業とのシナジー効果が期待されること
この説明が難しくなりますね!
でも、そうならないよう、しっかりと、思い切った大胆な事業の再構築について
研鑽と事業展開についての下準備をしておきましょう!
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。