PDCA手法の『A』

みなさんこんにちは。

今回はPDCA手法の『A』についてです。

『A』についてはAct、Actionなど諸説ありますが、わたしは、
Act(改善)と捉えています。

計画に対して実績がどうだったかをチェック・分析し、
改善策・善後策を考案するのがPDCAの『A』です。

この『A』の取り組み姿勢に企業文化が表れます。
そして、企業文化は経営者のみなさんの思い、従業員とのコミュニケーションで如何様にでも革新できます。

 

以下に坂本メソッドである『改善を促す7つのアクション』を紹介させていただきます。
伸ばすところは伸ばし、改めることは改めるようにしましょう。

経営会議(業績のフォローアップ会議であれば何でもOK)には、
出席者各位が、成果と反省を踏まえ、次月にどう動くか(何を改善するか)、
案を持って出席していますか

次月にどう動くか(何を改善するか)出席者各位が案を持って会議に臨まない
とPDCAの『A』は機能しません。
そして、経営者のみなさんは良きファシリテータに徹し、
出されたアイデアをどんどん膨らます動きを取ってください。

 

斬新な改善提案を拒絶する風土ですか、あるいは、前向きに検討する風土ですか
➤拒絶していたら他社との差別化なんてできません。きちんと他のアクションテーマも見据え優先順位を付けて改善に臨んでください。

 

QCサークル(小集団改善活動)、あるいは、これに類する生産革新活動を展開されていますか

➤これは、是非、実行してください。作業員一人ひとりが主役になれる、
経営に参画する絶好の機会です。
別途、ノウハウを発信いたします。

 

④同様に、管理部門の業務改善活動を展開されていますか

➤管理部門、特に経理部門は経営情報のシンクタンクです。
経営情報を上手く発信し攻めの経営を牽引してください。

 

⑤全体を引っ張っていけるキーマンが複数名いますか

➤PDCAサイクルを回していると、改善ネタが切れたりとかつらい時が必ずあります。
こんな時に全体を引っ張っていけるキーマンが絶対必要です。
経営者のみなさんが計画的に育成してください。

 

⑥製品別損益を掴んだ上でコスト削減目標を設定し、これに組織的に取り組んでいますか

➤売上アップはお客様の都合・意向に振られますが、コスト削減は自助努力で実現できます。
③のQCサークルを含めて組織的に取り組んでください

 

⑦PDCAを回していくことで、自分自身の仕事が楽になる、この意識が浸透していますか

➤自分自身の仕事を楽にする。これが、PDCAの最たる目的かもしれません

 

次に、PDCAの『A』を阻害する3つの罠」についてお話しさせていただきます。

1.改善を考案する時間がない、と言い訳する
これは、PDCAの『D』で述べたことと同様です。
今の仕事を何とかしないと改善を考案する時間がない。
改善を企てなければ余計な仕事『D』をしなくて済む。
こんな本末転倒なことを、経営者のみなさんは、絶対に容認してはいけません。

そして、””忙しい時ほど改善のヒントが浮かぶものです。””
これを、改善のヒントが浮かんだんだ!! と思わずに、時間の経過とともに忘れてしまう。
こんなこと、ございませんか?

わたしが習慣化していることがあります。それは、常に、多少大きめの「単語帳」を持参し、
思いついたことをメモにとることです。
忙しい時以外では「就寝前」にいろいろなアイデアが浮かんで来るのです。
厄介ですがメモを取りましょう。逃したらもったいないですよ!
朝起きたら確実に忘れていますから。

本題ですが、「改善策を考案する」。この作業も時間を消費します。
ですから、現状業務の棚卸を行い、
今の仕事について、なぜこの仕事をやらなければならないのか、目的は何か、
定期的にゼロベースで考え、””目的のはっきりしない仕事は思い切ってやめてしまう””
といったことを実践しましょう。

そして、空けた時間を使って、浮かんだ改善のアイデアの実現可能性・具体策を考案してみましょう。

 

2.もうネタ切れだ、と言い訳する
PDCAの『C』(チェック)の励行で問題点・課題が顕在化した。
でもこれを解決する具体策:PDCAの『A』が発案できない、ネタに尽きた。
浮かんだ案の内容では効果があまり期待できない。
抜本策が必要。

こんな時は考えても考えても良い案は出てきません。もはや袋小路に入った状態です。

一層のこと、発想を変えて、他社から真似られるものはないか?
それはどこから学べばよいか?
こんなふうに考えてみましょう

これについて、金融機関のお力をお借りするのは非常に得策と考えます。
是非、金融機関を巻き込んだPDCAを実践してみてください。

 

3.マンネリ化が払拭できていない。仕組みが形骸化
PDCA回しているんだけど、毎回毎回成果がパッとしない。
これが続くようでした、経営方針、改善の視点について、
優先順位を履き違えている可能性があります。

また、一連の運用ルールに問題があるかも知れません。

これは、いつしかマンネリ化の風土になってしまったこととと仕組み自体が形骸化してしまったことに起因しています。

こういった時は、思い切って専門家に経営診断をお願いするのも良いかなと思います。
きっと有益な気付きが得られることでしょう

如何でしたでしょうか。

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